バスケ歴は中学校からで、自分のコンプレックスだった身長を生かせるスポーツとして、友人から紹介してもらったのがきっかけ。
昨年度のインターハイ予選中に膝に違和感を覚え、決勝で対戦相手の花宮の策略によって膝を負傷。以降1年以上の治療期間を経てインターハイ敗戦後の誠凛バスケ部に復帰してくる。
しかし完治には至っておらず、強敵と試合する上での弱点となっている。
中学時代では緑間に敗れ雪辱を誓うが、高校では偶然チームメイトになったことを期に緑間に認められるように猛特訓を重ねた努力家。緑間の良き相棒。
視野の広さを誇る「鷹の目」の持ち主で、視線誘導を無効化する。
視野を活かした的確な状況判断能力やパスワークなど、PGとしての基礎能力も高い。
火神とはアメリカのジュニアスクール時代に知り合った。
以後、兄弟の証としてペアリングを分け合う仲だったが、火神が負傷していた自分にバスケで手加減をしたことに激昂。
ペアリングをかけての試合を申し込むが、直後に火神が帰国したため決着を望んでいた。
ウィンターカップの誠凛戦で火神と互角の勝負を展開する。
物静かな雰囲気の中に強気を垣間見せる洛山スタメン唯一の3年生。
優秀な後輩の加入により、他の同級生達とともに自身の才能に見切りをつけて一旦退部したが、主将になったばかりの赤司に影の薄さを見出され、黒子同様に「視線誘導」の技術を習得する。
元2軍といっても他校の目から見れば全国水準以上の実力を持つ。
笠松が高校2年生の頃、海常バスケ部はインターハイ優勝を狙える精鋭メンバーだった。
しかし初戦で笠松のパスミスによる逆転を許してしまい、初戦敗退という結果になってしまう。
責任を感じた笠松はバスケを辞めようとまで思い詰めるが、監督はそんな笠松を「だからこそお前がやれ」とキャプテンに指名する。
そのことが笠松のキャプテンとしての高い自覚、インターハイ制覇の執念へと繋がった。